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未使用車のメーカー保証はいつまで?保証継承の手続き・費用と販売店保証の違い

11 分前
読了時間: 11分

納車の日、車検証入れから一冊の冊子が出てきます。表紙には「メンテナンスノート」の文字。中には保証書と点検の記録欄が綴じられていて、これから何年か、この車の安心を支える一冊になります。

未使用車にもこの保証書はきちんと付いています。メーカー保証の残り期間を、購入した方がそのまま使えるのが未使用車の強みです。ただし、保証はナンバー登録の日から始まっていて、使うためには「保証継承」という手続きが必要になります。ここを知らずに買うと、いざ故障したときに慌てることになりかねません。


保証はいつまで残っているのか、どんな故障が対象になるのか、継承の手続きや費用はどうなっているのか。販売店独自の保証とはどう違うのか。埼玉県鶴ヶ島市で軽未使用車を販売し、自社グループで車検や整備も行っているオートセンター新生が、購入後のことまで見据えてお伝えします。




未使用車にもメーカー保証は付く|期間はナンバー登録の日から




未使用車は書類上は中古車ですが、メーカー保証の対象です。メーカー保証は「最初に登録(軽自動車は届出)された日」から数えるため、保証期間が残っていれば、購入した方がその残りを利用できます。

国内メーカーの多くは保証を次の2種類に分けています。


  • 一般保証:3年または6万kmのいずれか早い方まで

  • 特別保証:5年または10万kmのいずれか早い方まで


未使用車の走行距離は数km〜数十km程度なので、距離の上限を気にする必要はほとんどありません。残りの保証期間を左右するのは登録からどれだけ時間が経っているかです。

たとえば2026年3月に届出された軽自動車を同年9月に購入した場合、一般保証の残りは約2年6か月、特別保証の残りは約4年6か月です。購入前には車検証の初度登録年月(軽自動車は初度検査年月)を確認し、保証がいつまで残るかを販売店に聞いておきましょう。




保証の残り期間で考える未使用車の選び方




同じ車種の未使用車が並んでいても、保証の残り方は1台ずつ違います。どれを選ぶかは、何年乗るつもりかで考えると判断しやすくなります。




5年以上乗るなら、特別保証の残りを重視する


長く乗るほど、エンジンやトランスミッションなど大きな部品のトラブルが気になってきます。こうした部品は修理費が高くなりやすく、特別保証の残りが長い車ほど安心です。届出から半年以内など、なるべく新しい登録の車を探す方法がおすすめです。




3年前後で乗り換えるなら、価格とのバランスで選ぶ


最初の車検の前後で乗り換える予定なら、一般保証が残っている間に乗り終える計算になります。登録から1年ほど経った車でも、その分価格が下がっていれば得になることがあります。

保証の残り期間は、未使用車を選ぶときの比較ポイントの一つです。価格だけでなく、初度登録年月を並べて見ると、自分に合う1台を探しやすくなります。




メーカー保証の対象部品|一般保証と特別保証の違い


2つの保証は対象となる部品と期間が違います。


比較項目

一般保証

特別保証

保証期間の目安

3年または6万km

5年または10万km

主な対象

特別保証の部品と消耗品などを除く、ほとんどの部品

走行や安全に関わる重要な部品

部品の例

エアコン、オーディオ、パワーウインドウ、メーター類などの電装品

エンジン、トランスミッションなどの動力伝達装置、ステアリング、サスペンション、エアバッグなどの乗員保護装置

起算日

初度登録(届出)日

初度登録(届出)日


特別保証の対象は壊れると走行や安全に大きく関わる部品です。修理費が高額になりやすい部分なので、5年という長い期間が設定されています。

対象部品の細かな範囲はメーカーや車種によって異なります。正確な内容はメンテナンスノートの保証書に記載されています。購入したら一度目を通しておくと、不具合が出たときに慌てずに済みます。




保証の対象外になるもの


メーカー保証は製造上の原因で起きた故障や不具合を無料で直すための制度です。次のようなものは保証期間内でも対象外になるのが一般的です。


  • タイヤ、ワイパーゴム、ブレーキパッド、電球などの消耗品

  • エンジンオイルや冷却水などの油脂類

  • 事故や災害、いたずらによる損傷

  • 定期点検を受けていない、使い方が不適切など、取り扱いが原因の故障

  • 社外部品の取り付けや改造が原因の故障

  • 塗装の色あせや、使用に伴う自然な劣化


バッテリーのように、メーカーによって扱いが異なる部品もあります。「保証で直るはず」と思い込まず、まず保証書の記載とディーラーの判断を確認するのが確実です。




保証継承とは|未使用車で必要な理由と手続き




メーカー保証はもともと最初に登録した所有者に対する約束です。未使用車はディーラーなどの名義で登録された後に名義変更をして購入するため、保証を引き継ぐ手続きが必要になります。これが保証継承です。

保証継承をしないまま故障しても、保証期間内なのに無料修理を受けられない可能性があります。購入時には「継承の手続きまで済んでいるか」を必ず確認しましょう。




保証継承の手続きの流れ


一般的な流れは次のとおりです。


  1. 車を購入し、自分の名義に変更する

  2. そのメーカーの系列ディーラーに車を持ち込み、点検を受ける(12か月点検に相当する内容が一般的)

  3. 点検で問題がなければ、保証書に継承の記録をしてもらう


保証継承はそのメーカーの系列ディーラーで受けます。スズキの車ならスズキ系、ダイハツの車ならダイハツ系のディーラーです。購入した販売店が代わりに手続きを済ませてから納車するケースもあります。




費用の目安と必要なもの


費用の中心は、継承のときに受ける点検の代金です。自動車公正取引協議会が消費者向けに出している資料では、1.5万〜3万円程度が目安として示されています。点検で交換が必要な部品が見つかった場合は、その費用が別にかかることもあります。

手続きには主に次のものが必要です。


  • メンテナンスノート(保証書)

  • 車検証

  • 改造や純正以外の部品の取り付けがないこと


保証継承の費用が車両価格に含まれているか別に請求されるかは、販売店によって違います。見積もりの段階で確認しておきましょう。




手続きはいつまでに?


保証継承は保証期間が残っていれば受けられます。ただ、継承前に起きた故障は対象外とされることが多いため、購入後できるだけ早く済ませるのが安心です。販売店が納車前に手続きをしてくれるなら、それが一番確実です。




販売店保証との違いと選び方


中古車販売店の中にはメーカー保証とは別に独自の保証を用意している店があります。未使用車を選ぶときはこの2つの違いを知っておくと判断しやすくなります。


比較項目

メーカー保証

販売店独自の保証

保証する会社

自動車メーカー

販売店(または提携する保証会社)

修理を受ける場所

全国の系列ディーラー

販売店の工場や指定工場が中心

期間・範囲

一般保証・特別保証で決まっている

店ごとに異なる

費用

継承の点検費用のみ

無料の店も、有料の店もある


未使用車ならメーカー保証が残っているので、まずはそれを確実に引き継ぐことが基本です。そのうえで販売店保証があれば、メーカー保証が切れた後の期間を補ったり、メーカー保証の対象外の部分をカバーしたりできます。




販売店保証で確認したいポイント




  • 保証期間と走行距離の上限

  • 対象となる部品の範囲(エンジンだけか、電装品まで含むか)

  • 無料か有料か。有料なら金額と加入のタイミング

  • 修理をどこで受けられるか。遠方で故障したときの対応

  • 1回あたりの修理金額に上限があるか


中古車の広告では保証を付けている場合は「保証付」と保証の内容を、付けていない場合は「保証なし」と表示するルールがあります。保証の費用は車両価格に含めて表示することになっているので、支払総額とあわせて確認しましょう。

自動車公正取引協議会にはメーカー保証を継承できることを知らされないまま、有料の販売店保証を勧められたという相談も寄せられています。メーカー保証の残り期間と、販売店保証で上乗せされる内容を並べて比べることが大切です。




メーカーの延長保証は使える?


メーカー系ディーラーには保証期間を延ばす有料の延長保証を用意しているところもあります。ただ、加入できるのは新車購入時や一定の期間内に限られるなど、条件が決まっていることが多いです。未使用車で加入できるかどうかはメーカーやディーラーに確認しましょう。




保証が切れても無料で直るもの|リコールとサービスキャンペーン


保証期間が終わっても、無料で修理を受けられるケースがあります。それがリコールとサービスキャンペーンです。

リコールは設計や製造の過程に問題があり、安全や環境の基準を満たさないおそれがある場合に、メーカーが国に届け出て無料で修理する制度です。保証期間や名義の変更とは関係なく対象になります。


未使用車は登録されてから販売されるまでに時間が空くことがあります。その間にリコールやサービスキャンペーンが出ていないかは購入時に販売店に確認しておくと安心です。国土交通省やメーカーのサイトでも車台番号などから対象かどうかを調べられます。




保証を使うときの流れと、保証を守るためのメンテナンス




不具合が出たときの流れ


エンジンの異音、エアコンが効かない、警告灯が点いた。保証期間中に不具合を感じたら、次の順で動くとスムーズです。


  1. 無理に走り続けず、購入した販売店か系列ディーラーに連絡する

  2. メンテナンスノートと車検証を用意する

  3. 点検を受け、保証の対象かどうかを判断してもらう


自分で部品を交換したり、別の工場で先に修理したりすると、保証の対象外と判断されることがあります。まず連絡してから動くのが原則です。




保証を守るためにしておきたいこと


  • 法定点検(12か月点検など)を受け、メンテナンスノートに記録を残す

  • オイル交換など、取扱説明書が示す時期のメンテナンスを守る

  • 社外パーツの取り付けや改造は保証への影響を確認してから行う


点検の記録は保証を受けるときの判断材料になります。売却するときにもきちんと整備されてきた車として査定で見てもらえる材料になります。




よくある質問




Q. 未使用車でもメーカー保証は受けられますか?


A. 受けられます。条件は、保証期間が残っていることと、名義変更の後に保証継承を済ませていることの2つです。




Q. 保証継承をしないとどうなりますか?


A. 保証期間内でも故障したときに無料修理を受けられない可能性があります。継承前に起きた故障は対象外とされることも多いため、購入後なるべく早く手続きを済ませましょう。




Q. 保証継承はどこでできますか?


A. その車のメーカーの系列ディーラーで受けられます。購入先によっては納車前に継承まで済ませてくれるので、契約の前に聞いておくと二度手間になりません。




Q. 保証継承の費用はいくらかかりますか?


A. 点検費用として1.5万〜3万円程度が目安です。販売店によっては車両価格に含まれていることもあります。点検で交換部品が見つかった場合は、その費用が別にかかることがあります。




Q. 保証期間はあとどのくらい残っていますか?


A. 車検証の初度登録年月(軽自動車は初度検査年月)から数えます。一般保証は3年、特別保証は5年が目安なので、そこから登録後に経った期間を引いた分が残りです。




Q. 販売店の保証には入ったほうがいいですか?


A. メーカー保証の残り期間と、販売店保証で上乗せされる期間や範囲を比べて判断しましょう。無料で付く保証なら内容を確認しておくだけで十分です。有料の場合は保証の範囲と金額のバランスを見て決めてください。




Q. 売却すると保証はどうなりますか?


A. 保証期間が残っていれば、次に乗る方が保証継承をすることで引き継げます。保証が残っていることは売却時の安心材料の一つになります。




まとめ|保証まで確認して未使用車を選ぶならオートセンター新生へ


未使用車のメーカー保証は購入した後の安心を支える大切な仕組みです。


  • 未使用車にもメーカー保証は付く。期間は初度登録(届出)日から数えるので、残りを確認する

  • 保証を使うには保証継承が必要。手続きと費用が見積もりに含まれているかを確認する

  • 販売店独自の保証は期間・範囲・費用を確かめ、メーカー保証と並べて比べる


オートセンター新生は、埼玉県鶴ヶ島市にある軽未使用車の専門店です。展示在庫は250台。国土交通省指定の自社工場で、国家資格を持つ整備士が車検整備を行い、鈑金修理も自社グループで対応しています。

購入後の点検や車検、キズの修理まで同じ窓口でご相談いただけるのが、多くのお客様に選ばれている理由の一つです。鶴ヶ島・坂戸・東松山・川越など近隣エリアからも多くの方にご来店いただいています。


保証がいつまで残っているか、継承の手続きはどうなるか。気になる車があれば、購入前に何でもお尋ねください。


 
 
 

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