新古車の買い方|問い合わせから納車までの流れと費用・必要書類
週末の夜、スマートフォンで在庫車の一覧を眺める。条件に合いそうな1台が見つかった。けれど、次に何をすればいいのかが分からない。電話をかけるのか、いきなり店に行っていいのか、何を持っていけばいいのか。
新古車と呼ばれる登録済未使用車・届出済未使用車は在庫から選ぶ車なので、新車とは買い方の流れが少し違います。注文してから車をつくるのではなく、目の前にある1台を押さえるところから始まるからです。流れを知っておけば、気に入った車をほかの方に先を越されることも、契約の後に慌てることも減らせます。
埼玉県鶴ヶ島市で軽未使用車を販売しているオートセンター新生が、問い合わせから納車までの流れ、かかる費用、必要な書類を順番にご案内します。
新車とはここが違う|新古車の買い方の特徴

新車をディーラーで買う場合は、カタログでグレードやボディカラー、オプションを選んで注文し、工場で生産されるのを待ちます。人気の車種では、納期が数か月に及ぶこともあります。
新古車は、すでに市場に出回っている1台を選ぶ買い方です。主な違いは次の3点です。
選ぶ:仕様を決めて注文するのではなく、在庫の中から希望に近い1台を見つける
確かめる:カタログではなく実車で、色味や状態、走行距離をチェックできる
押さえる:同じ条件の車はほとんどないため、気に入った車は早めに押さえる必要がある
新古車はディーラーが登録した車が中古車として流通するものです。スズキ、ダイハツ、ホンダなど軽自動車の人気車種ほど台数が多く、選択肢も広がります。
一方で、欲しい色やグレードがいつも在庫にあるとは限りません。「この条件の車が出たら連絡がほしい」と販売店に伝えておくのも新古車ならではの探し方です。
新車のように時間をかけて仕様を決める買い方ではないぶん、判断のポイントを事前に整理しておくことが重要です。
買い方から見たメリットとデメリット
新古車の買い方には次のようなメリットがあります。
実車を見て、触って決められる
車がすでにあるので、納期が短い
最初から新車より安く価格が設定されているため、値引き交渉に手間をかけずに済む
一方で、デメリットもあります。
色やメーカーオプションを選べない
先着順なので、迷っている間に売れてしまう可能性がある
新車向けのメーカーのキャンペーンや値引きは対象外になる
これらを理解したうえで、自分の目的に合った買い方かどうかを判断しましょう。新古車そのもののデメリットは、別記事「登録済未使用車のデメリット」で詳しく紹介しています。
新古車を買う前に決めておきたい3つのこと

在庫を探し始める前に次の3つを決めておくと話が早く進みます。
1. 予算は「支払総額」で考える
車の価格は車両本体価格だけでは決まりません。登録の手続き費用や保険料などを含めた支払総額で、上限を決めておきましょう。ローンを使う場合は月々いくらまでなら無理なく払えるかも考えておくと、選べる車種の範囲がはっきりします。
2. 外せない条件と、ゆずれる条件を分ける
まずは車のタイプを決めます。軽自動車ならハイトワゴンかスーパーハイトワゴンか、普通車ならミニバンかSUVかなど。タイプが決まれば、候補の車種はかなり絞れます。
そのうえで条件を整理します。新古車は色やオプションを自由に選べません。「スライドドアは必須」「色は白か黒」「安全装備は上位グレード」など、外せない条件を2〜3個に絞っておくと、在庫の中から候補を見つけやすくなります。
3. いつまでに乗りたいか
今の車の車検が切れる時期や、通勤で車が必要になる日から逆算しておきましょう。新古車は納車までの期間が短く、名義変更と点検整備が済めば乗り出せます。それでも書類の準備に数日かかることがあるため、余裕を持って動くのが安心です。
新古車の買い方|問い合わせから納車までの流れ

一般的な流れは次のとおりです。
在庫を探す
問い合わせ・来店予約をする
実車を確認し、見積もりを取る
契約する
書類をそろえ、支払いを済ませる
納車
1. 在庫を探す
販売店のサイトや中古車の検索サイトで、車種や予算の条件を入れて探します。「未使用車」「届出済未使用車」で検索すると、新古車を絞り込みやすくなります。候補は1台に決めず、2〜3台に広げておくと、売約済みだったときにも次の選択肢があります。
2. 問い合わせ・来店予約をする
気になる車が見つかったら、来店の前に電話やお問い合わせフォームで連絡するのがおすすめです。新古車は同じ条件の車が何台もあるわけではないため、サイトに載っていても商談中や売約済みになっていることがあります。
問い合わせのときは次のことを伝えると話が早く進みます。
気になっている車(在庫番号や車種・色)
来店できる日時
今の車を下取りに出すかどうか
現金で払うか、ローンを使うか
3. 実車を確認し、見積もりを取る
来店したら、実車の色味や室内の広さ、傷の有無を確認します。チャイルドシートを付ける予定なら、実際に後席の広さを測ってみるのも一つの方法です。試乗できるかどうかは車や販売店によって異なるので、乗り心地を確かめたい場合は予約の際に聞いておきましょう。
見積もりは支払総額と内訳を書面で受け取りましょう。自動車公正取引協議会のルールにより、いまは中古車の広告に支払総額を表示することが義務付けられています。ただし、広告の支払総額は「販売店の地域で登録し、店頭で納車する」といった条件で計算されているのが一般的です。住所が別の地域だったり、自宅への納車を希望したりすると、費用が変わることがあります。見積もりの段階で自分の条件での金額を確認してください。
複数の店舗で比較検討する場合は、同じ車種・同程度の条件で、支払総額とオプションの内容を並べると比べやすくなります。
4. 契約する
内容に納得したら注文書(売買契約書)に署名します。契約の前には次の点を確かめておきましょう。
支払総額と、その内訳
納車予定日
保証の内容と、メーカー保証の継承手続きの扱い
契約後にキャンセルする場合の取り扱い
自動車の購入はクーリング・オフの対象外です。契約した後に「やっぱりやめる」は原則として通りません。迷いがあるうちは署名せず、不安な点を解消してから契約しましょう。後悔しないための一番の注意点です。
5. 書類をそろえ、支払いを済ませる
契約後は名義変更に必要な書類を用意します(必要書類は次の章で紹介します)。支払いは現金なら納車前に振り込みや店頭で、ローンなら審査が通った後に手続きを進めるのが一般的です。
6. 納車
書類がそろうと、販売店が名義変更の手続きと納車前の点検整備を行います。軽自動車の新古車なら、書類がそろってから1〜2週間ほどで納車になるケースが多いです。名義変更が完了すると、車検証が自分の名義になります。住所の地域によっては、ナンバープレートも変わります。納車の日には車検証の名義と記載内容、傷の有無、取扱説明書とメンテナンスノートがそろっているかを確認しましょう。
新古車の購入にかかる費用と支払い方法
購入時にかかる主な費用
費用の種類 | 内容 | 新古車での扱い |
車両本体価格 | 車そのものの価格 | 販売店が設定 |
自動車重量税 | 車検のときに納める税金 | 登録(届出)時に納付済みのため、購入時に新たに納める必要はない |
自賠責保険料 | 法律で加入が義務付けられた保険 | 登録時に加入済み。残りの期間をそのまま引き継ぐ |
リサイクル料金 | 将来の解体・処理のための費用 | 預託済みの金額を購入者が負担するのが一般的 |
登録(届出)代行費用 | 名義変更の手続きを販売店に任せる費用 | 販売店ごとに異なる |
納車前の点検整備費用 | 納車前に行う点検・整備の費用 | 車両価格に含む店と、別に記載する店がある |
オプション費用 | ボディコーティング、ナビ・ドライブレコーダー・ETCの取り付けなど | 希望した場合のみかかる。広告の支払総額には含まれないため、付けた分だけ総額が増える |
オプションは必要なものに絞るのがおすすめです。コーティングやナビは数万円以上かかるものもあり、付けるほど支払総額は高くなります。販売店で付けると取り付けや不具合の相談の窓口が1つにまとまる一方、ドライブレコーダーなど後から付けられる用品もあります。何をいつ付けるかは、予算と合わせてしっかり検討しましょう。
車庫証明(軽自動車は保管場所の届出)が必要な地域では、その手続きの費用もかかります。また、2026年3月末で環境性能割(購入時にかかっていた税金)は廃止されています。
新古車は重量税と自賠責保険料が支払い済みなので、新車を買うときと比べて、購入時に払う法定費用は少なくなる傾向があります。見積もりの内訳を見るときは「何に対していくらかかっているのか」を一つずつ確かめましょう。
支払い方法は現金かローン
現金一括:利息がかからず、総額を最も抑えられる
販売店で組むローン(信販会社のオートローン):審査が早いことが多い。申し込みは車の契約と同じ窓口で済み、用意する書類も少なく済むケースが多い
銀行などのマイカーローン:金利が低めの傾向がある。一方で、自分で銀行に申し込み、見積書や収入を確認できる書類などを提出する必要があり、審査にも時間がかかることがある
販売店で組むローンは、車選びから支払いの手続きまでを1か所で進められるのが利点です。銀行のローンは金利の低さが魅力ですが、手続きの手間と納車までの日数も含めて考えましょう。どちらを使う場合も、金利だけでなく、返済期間と月々の支払額、総支払額を比べて決めることが大切です。
今の車は下取りか買取か
今の車を手放す場合は購入する販売店で下取りに出すか、別の買取店に売るかを選べます。下取りなら売却と購入の手続きを1か所で済ませられ、納車の日まで今の車に乗り続けられるため、車のない期間がほぼないのも利点です。購入前に今の車の査定額を確認しておくと、支払いの計画が立てやすくなります。
新古車を買うタイミングと税金の注意点

在庫が増えやすい時期
新古車は、ディーラーが販売台数を積み上げる決算期に登録されることが多い車です。そのため、3月や9月の決算期の後は在庫が増えやすい傾向があります。もちろん人気の高い車種は出回る数が多くてもすぐに売れるため、時期を待ちすぎないことも大切です。
年度末の3月は、車の購入や名義変更が集中する時期です。手続きが混み合い、納車まで普段より時間がかかることもあります。
自動車税・軽自動車税は4月1日がポイント
自動車税(種別割)と軽自動車税(種別割)は、4月1日時点で車検証に記載されている所有者に1年分が課税されます。3月の下旬に購入する場合は、名義変更が4月1日より前に完了するかどうかで、その年度の税金を誰が負担するかが変わります。
普通車の自動車税は、年度の途中で購入すると、残りの月数分を「未経過相当額」として販売店と精算するのが一般的です。軽自動車税には月割の仕組みがないため、扱いは販売店によって異なります。3月から4月にかけて購入するときは、見積もりの段階で税金の扱いを確認しておきましょう。
新古車の購入に必要な書類
名義変更に必要な書類は軽自動車と普通車で異なります。
書類 | 軽自動車 | 普通車 |
住所を証明する書類 | 住民票の写し | 印鑑証明書 |
印鑑(名義変更用) | 不要 | 実印 |
車庫証明 | 名義変更には不要 | 必要(車庫証明が不要な一部の地域を除く) |
委任状 | 販売店に手続きを任せる場合に必要(書式は販売店が用意) | 販売店に手続きを任せる場合に必要(実印を押す) |
表は名義変更に必要な書類です。これとは別に、契約のときには次のものを求められるのが一般的です。
運転免許証などの本人確認書類
契約書に押す印鑑(軽自動車の場合も、契約書への押印で印鑑が必要になることが多い)
印鑑証明書や住民票は名義変更の手続きをする時点で発行から3か月以内であることが条件です。販売店に提出してから手続きまでに日数がかかることもあるため、3か月ぎりぎりのものでは期限が切れてしまうおそれがあります。発行から2か月以内のものを用意しておくと安心です。
今の車を下取りに出す場合は、下取り車の手続きのために別途必要な書類があります。査定を受けた後に、何を用意すればいいかを販売店に確認しましょう。必要な書類は販売店によって細かく異なるため、契約のときに一覧をもらっておきましょう。
車庫証明が必要な地域かどうかを確認する
車庫証明は、車の置き場所が確保されているかを確認するための手続きです。必要かどうかは、車を保管する場所の地域で決まります。
軽自動車の場合、名義変更そのものに車庫証明は要りません。ただし、届出が必要な地域に住んでいる場合は、名義変更とは別に保管場所の届出をする必要があります。
必要な地域は、人口が多く駐車スペースの確認が求められる市街地に多い傾向があります。反対に、土地に余裕のある地域では不要とされていることが多いです。自分の住所が対象かどうかは、販売店か管轄の警察署に確認しましょう。
よくある質問

Q. 予約をせずに来店しても大丈夫ですか?
A. 来店はできますが、お目当ての車がほかのお客様と商談中だったり、担当者が接客中だったりすることがあります。気になる車が決まっているなら、事前に在庫の状況を問い合わせておくと確実です。
Q. 家族と相談してから決めたいのですが、どうすればいいですか?
A. 新古車は先着順で売れていくため、相談している間に別の方に決まってしまうことがあります。できれば車を使うご家族と一緒に来店し、その場で実車を見ながら話し合うのが確実です。難しい場合は、見積もりと車の写真を持ち帰り、いつまでに返事をするかを販売店と決めておきましょう。
Q. 新古車はローンで買えますか?
A. 買えます。販売店で組むオートローンのほか、銀行などのマイカーローンも利用できます。ただし、新古車は書類上は中古車なので、金融機関によっては中古車向けのローンとして扱われ、金利や返済期間の条件が変わることがあります。
Q. 契約から納車まで、どのくらいかかりますか?
A. 軽自動車なら、書類がそろってから1〜2週間ほどが目安です。普通車や、車庫証明・保管場所の届出が必要な地域では、その手続きに数日かかるため、その分長くなります。
Q. 遠方の販売店でも買えますか?
A. 買えます。自宅までの配送費用が加わるため、見積もりは自分の住所で出してもらいましょう。新古車は購入後も点検や車検で店に通う機会があるので、自宅から近い店かどうかも選び方の一つです。
Q. 保証について、契約のときに何を確認すればいいですか?
A. メーカー保証の継承手続きを販売店がいつ行うか、その費用が支払総額に含まれているかの2点です。保証の仕組みについては、別記事「未使用車の保証」で詳しく紹介しています。
まとめ|新古車の購入はオートセンター新生にご相談ください
新古車は、在庫の1台を押さえるところから始まる買い方です。ここで紹介した流れを参考にすれば、迷わず次の一歩を踏み出せます。
予算は支払総額で決め、外せない条件を2〜3個に絞っておく
気になる車が見つかったら、来店前に問い合わせて在庫の状況を確認する
見積もりは自分の条件での支払総額と内訳を書面でもらい、納得してから契約する
オートセンター新生は、埼玉県鶴ヶ島市にある軽未使用車の専門店です。展示在庫は250台。今お乗りの車の無料査定にも対応しているので、下取りを含めた支払いの相談も一度で済みます。購入後の車検や鈑金修理も自社グループで行っています。鶴ヶ島・坂戸・東松山・川越など近隣エリアからも多くの方にご来店いただいています。
在庫の確認や来店のご予約は、お問い合わせフォームまたはお電話(0120-651-148)で承っています。気になる車が見つかったら、まずはお気軽にご連絡ください。





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